今回は少人数での2泊キャンプとなりました。そのためか最初から子ども達のチームワークも良く、テント設営や飯盒炊爨（はんごうすいさん）もスムーズに進んでいったように感じました。子ども同士で協力し合い、時には思いがぶつかることもあるでしょうが、これもキャンプならではです。「生活」していくための力を身につけたことと感じています。

天候がすっきりせず、風が強くてテントを全員で支えたのも良い思い出です。今年のメンバーでできるキャンプは今回限りです。私も貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

テント泊自体、私自身が初めてでしたので、今回のキャンプはドキドキとワクワクな気持ちでいっぱいでした。しかしテント泊の夜はひどい雨と風で、子ども達と一緒に驚いてしまいました。そんな中でも、年上の子が年下の子を「大丈夫だよ」と元気付ける姿が見られました。

キャンプ中も年上の子が年下の子の面倒を見る場面が多く見られ、「キャンプ中に成長してるんだなぁ」と感じました。年下の子も年上の子を見習って、自分のことを自分でやろうとしていました。みんなが成長できたキャンプになったと思います。

2泊3日のキャンプでは、1日目に海水浴やスイカ割り、そしてテント生活という非日常を楽しみました。夜は雨に見舞われたものの楽しむべき時には雨は止み、自然の醍醐味を味わいながらの素敵な1日になりました。

2日目はボートで無人島に行き、岩の上からの飛び込みやカニ探しに熱中し、砂浜ではできない「あそび」を楽しみました。ボート漕ぎでは私の手の皮がめくれて、子ども達一人一人の重みを感じました。そして3日目は初日のサバイバルな感じとは打って変わって、畳に座り美味しい民宿の料理を味わいのんびりとした時間を過ごしました。このひと時があるからこそ、初日の火おこしから始まるキャンプの大変さが身に沁みてわかりますね。みなさんと過ごした、この素敵な3日間をありがとうございました。