今回のキャンプ引率は生憎の天候でしたが、子ども達の元気な様子を伺うことができました。積極的に子ども達からも話し掛けてくれて、私もコミュニケーションが取り易かったです。キャンプファイヤーも子ども達メインのプログラムでしたので盛り上げ役に徹しましたが、子ども達の「元気」の方が勝っていたように感じました。それくらい楽しめる雰囲気を、子ども達が主役となって作り上げていたのだと思います。私達は演出家で主役は子ども達…改めて感じ取ることができました。

甚目寺小学校の5年生のみなさん、これからも勉強に運動にあそびに、充実した毎日を送ってくださいね。ありがとうございました。

私は今回はじめて、仕事として小学校の野外体験学習に参加させていただきました。あいにくの天気でしたが、甚目寺小のみんなはとても礼儀正しく、そして元気がよく、一緒に活動していてとても気持ちがよかったです。気が付けばあっというまの一日で、「あれもう夜の9時だ」と寂しさを感じるぐらいでした。

1日の中で一番思い出に残っているのは、野外炊事が終わり片付けをしている時でした。ホコリまみれになって釜戸の掃除に苦戦をしている私に、ある男の子と女の子が「むね先生大変だよね？俺たちも手伝うよ。大変だけどみんなでやればすぐ終わるね」と自分たちから手伝ってくれたことです。

キャンプファイヤーは楽しかった、カレー作りは楽しくて美味しかった。…でも1番心に残ったのは「困っている人がいたら助ける」そんな当たり前の一言と掃除でした。課外活動という一番大切な活動の中で人の気持ちをくみとり子ども達自身で考え、協力してくれた思いやりのある行動に感動しました。

どんなにキャンプファイヤーが盛り上がったとしても、野外炊事がうまくいっても本当の成功だとは思いません。あの思いやりがあれば2日目の活動もきっと有意義なものだったと思います。指導者として行った私ですが、心が温まり子どもたちから大切なことを教えてもらった1日でした。本当にありがとうございました。